ハコツールズ

QRコード作成

紙のチラシやWebページにURLを載せても、その場でスマホに入力してもらうのは手間がかかります。テキストを入力するだけで、スキャンして開けるQRコードの画像を作れます。

公開: / 更新: / 制作・運営: ハコツールズ運営者

使い方・仕組み解説

QRコード作成ツールとは?

QRコード作成ツールは、URL やテキストを入力するだけで QR コードを無料で作れるツールです。生成はすべてお使いのブラウザ内(JavaScript)で完結し、入力した内容がサーバーに送信されることは一切ありません。会員登録不要で、作成した QR コードは商用利用も自由です。出力は PNG(256 / 512 / 1024 px)と SVG の 2 形式に対応しています。

使い方

  1. QR コードにしたい URL やテキストを入力します
  2. 必要に応じて誤り訂正レベル・サイズ・色を選びます(そのままでも OK)
  3. 「QRコードを作成する」を押すとプレビューが表示されます
  4. 「PNG をダウンロード」(Web・資料用)または「SVG をダウンロード」(印刷・拡大用)で保存します
  5. スマートフォンのカメラをかざして、実際に読み取れることを確認します

ダウンロードした PNG を資料に合わせて縮小したい場合は画像リサイズツール、複数の QR コードを 1 つの PDF にまとめたい場合は画像PDF変換ツールと組み合わせると便利です。画像・PDF 系ツールの使い分けはブラウザだけで画像・PDFを処理する方法のガイドにまとめています。

QRコードはどんな規格で決まっている?

QR コードは 1994 年に株式会社デンソーウェーブが開発した二次元コードで、現在は日本工業規格 JIS X 0510 および国際規格 ISO/IEC 18004 として標準化されています。規格化されているため、特定のメーカーやアプリに依存せず、どのスマートフォンのカメラでも読み取れます。

QR コードを構成する黒白の四角ひとつを「モジュール」または「セル」と呼びます。コードの大きさは「バージョン」という番号で表され、バージョン 1 が 21 × 21 モジュール、以降バージョンが 1 上がるごとに 1 辺が 4 モジュールずつ増え、最大のバージョン 40 で 177 × 177 モジュールになります。三隅にある大きな四角(切り出しシンボル)は、リーダーがコードの位置と向きを一瞬で特定するための目印で、どの角度から読み取っても向きを判別できるようになっています。

誤り訂正レベルとは?どれを選べばいい?

誤り訂正レベルは、QR コードの一部が汚れたり欠けたりしても読み取れるようにする復元力の設定で、L・M・Q・H の 4 段階があります。復元できるコード語の割合はおよそ L = 7%、M = 15%、Q = 25%、H = 30% です。通常の用途では標準の M で十分ですが、屋外掲示や小さく印刷する場合は H が安全です。

レベルを上げるほど訂正用のデータが増えるため、同じ内容でもコードのモジュール数が増えます。たとえば 36 バイトの URL(https://hakotools.com/tools/qr-code/)を本ツールで生成すると、モジュール数は次のように変わります。

  • L -- バージョン 3 / 29 × 29 モジュール。復元率は最も低いが、コードは最も粗く読み取りやすい
  • M -- バージョン 3 / 29 × 29 モジュール。この長さなら L と同じ大きさで済むため、既定値の M が有利
  • Q -- バージョン 4 / 33 × 33 モジュール
  • H -- バージョン 5 / 37 × 37 モジュール。余白込みの 1 辺は L の 37 モジュールに対して 45 モジュールとなり、同じ印刷サイズなら 1 モジュールが L の約 82% の大きさになる

つまり「H にすれば必ず読み取りやすくなる」わけではありません。印刷サイズが固定されている場合、H を選ぶとモジュールが細かくなり、かえって読み取りにくくなることがあります。汚れや破損のリスクが低い画面表示・名刺・チラシなら M、屋外の掲示物やラベルなど傷や汚れが想定される場所なら H、という使い分けが実用的です。

QRコードには何文字まで入れられる?

本ツールが対応する 8 ビットバイトモードでは、最大バージョン 40 の場合で誤り訂正レベル別に L = 2,953 バイト、M = 2,331 バイト、Q = 1,663 バイト、H = 1,273 バイトまでです。この上限を超える入力はエラーとして表示し、超過したバイト数と上限を知らせます。

注意したいのは、上限が「文字数」ではなく「UTF-8 に変換したときのバイト数」で決まる点です。半角英数字は 1 文字 1 バイトですが、日本語のひらがな・カタカナ・漢字は 1 文字 3 バイト、絵文字は 4 バイト以上を消費します。たとえばレベル M の上限 2,331 バイトは、半角英数字なら約 2,331 文字ですが、日本語では約 777 文字に相当します。

誤り訂正レベル上限バイト数日本語なら約何文字
L2,953 バイト約 984 文字
M2,331 バイト約 777 文字
Q1,663 バイト約 554 文字
H1,273 バイト約 424 文字

なお QR コードの規格自体は、数字だけを詰め込む数字モードならバージョン 40・レベル L で最大 7,089 桁、英数字モードで 4,296 文字まで格納できます。ただし本ツールを含む一般的な用途では、URL や日本語を扱えるバイトモードが使われます。

URLは短くしたほうがいい?

短いほど有利です。格納する文字数が減るとバージョンが下がり、同じ印刷サイズでも 1 モジュールが大きくなるため、読み取り成功率が上がります。実際に本ツールで試すと、22 バイトの https://hakotools.com/ はレベル M でバージョン 2(25 × 25)ですが、70 バイトの計測パラメータ付き URL では同じレベル M でバージョン 5(37 × 37)まで増えます。余白 4 モジュールを加えた 1 辺は 33 モジュールから 45 モジュールへと約 1.4 倍になるため、同じサイズに印刷したときの 1 モジュールは約 7 割の大きさまで細かくなります。

URL を短くするコツは次のとおりです。

  • 不要な計測パラメータ(utm_source など)を削る
  • 末尾の index.html を省く
  • 可能なら短いパスのページを指定する

どうしても長くなる場合は短縮 URL サービスを使う手もありますが、サービスが終了するとリンクが切れるため、印刷物に載せる QR コードでは自社ドメインの短いパスを用意するほうが安全です。

印刷するときの推奨サイズと余白は?

QR コードの周囲には、上下左右それぞれ 4 モジュール分以上の余白(クワイエットゾーン)が必要です。この余白がないとリーダーがコードの範囲を認識できず、読み取り率が大きく落ちます。本ツールは規格どおり 4 モジュールの余白を自動で付けて出力します。

具体的な計算をしてみます。29 × 29 モジュールの QR コードは、余白を含めると 1 辺 37 モジュール分の正方形になります。これを 20mm 角で印刷すると、1 モジュールの大きさは 20 ÷ 37 ≒ 0.54mm です。デンソーウェーブは安定した運用のために 1 セルを 4 ドット以上で印字することを推奨しており、ヘッド密度 300dpi のプリンタで 5 ドット/セルとした場合が 0.42mm/セルにあたります。つまり 20mm 角なら余裕がありますが、15mm 角まで小さくすると 15 ÷ 37 ≒ 0.41mm となり、推奨の下限ぎりぎりになります。

チラシや名刺に載せるなら 20mm 角以上を目安にしてください。ポスターや看板のように遠くから読み取る用途では、読み取り距離が伸びるほど大きなモジュールが必要になるため、実際に想定距離から読み取りテストをして決めます。なお本ツールの 512px の PNG を 20mm 角で印刷すると 512 ÷ (20 ÷ 25.4) ≒ 650dpi 相当となり、家庭用プリンタの解像度を上回るため画質面の不足は起きません。

PNGとSVGはどちらを選ぶ?

画面表示や資料への貼り付けなら PNG、印刷物なら SVG が適しています。PNG はピクセルの集まりなので、選んだサイズ(256 / 512 / 1024 px)を超えて拡大するとモジュールの輪郭がぼやけます。

SVG はモジュールの位置を座標で記述したベクター形式のため、どれだけ拡大しても輪郭が鋭いままです。本ツールが出力する SVG は viewBox がモジュール数(余白込み)そのままの値になっており、A4 のチラシに拡大しても、看板サイズに引き伸ばしても劣化しません。Illustrator や Word の図として配置する場合も SVG が扱いやすい形式です。

読み取れないQRコードの原因は?

多くはコントラスト不足・余白の削りすぎ・印刷サイズの不足のいずれかです。作成した QR コードが読み取れないときは、次の順で確認してください。

  • 明暗が反転している -- 背景より前景(モジュール)を明るくすると、暗い部分をデータとして読む多くのリーダーが認識できません
  • コントラストが足りない -- 前景と背景の色が近いと境界を判別できません。本ツールは相対輝度から計算したコントラスト比が 3 未満の組み合わせを検出して警告を表示します
  • 余白を削っている -- デザインの都合で 4 モジュール分の余白を詰めたり、余白部分に文字やイラストを重ねたりすると読み取れなくなります
  • 印刷が小さすぎる -- 前述のとおり 1 モジュール 0.4mm 程度が下限の目安です
  • 紙面が湾曲・光沢している -- ペットボトルなど曲面への貼付や、光沢紙の反射でモジュールが飛ぶことがあります
  • コードの上にロゴを重ねている -- 誤り訂正の範囲内なら読めますが、レベル H でも欠損 30% 程度が限界です

作成した QR コードが正しく読めるかは、QRコード読み取りツールに画像を読み込ませて確認できます。印刷物に使う場合は、必ず実際に印刷したものをスマートフォンで読み取ってから配布してください。

Wi-Fiやメールを開くQRコードは作れる?

作れます。QR コードは文字列をそのまま符号化するだけなので、リーダー側が解釈する書式で文字列を入力すれば、URL 以外の動作にも対応できます。よく使われる書式は次のとおりです。

  • メール作成: mailto:info@example.com?subject=お問い合わせ
  • 電話発信: tel:0312345678
  • SMS 送信: SMSTO:0901234567:本文
  • 地図の座標: geo:35.6812,139.7671
  • Wi-Fi 接続: WIFI:T:WPA;S:ネットワーク名;P:パスワード;;(隠しSSIDの場合は末尾に H:true; を追加)

これらのうち mailto: tel: geo: は URI スキームとして標準化されていますが、Wi-Fi や SMSTO の書式は QR コードの規格(JIS X 0510)そのものには含まれず、オープンソースの読み取りライブラリ ZXing の「Barcode Contents」で整理されたデファクト仕様です。対応状況はリーダーアプリによって異なるため、配布前に手元の端末で実際の動作を確認してください。

QRコードに有効期限や読み取り回数の制限はある?

ありません。QR コードは入力した文字列をそのまま白黒のパターンに符号化した「画像」であり、サーバーやデータベースを参照していないため、期限切れ・回数制限・サービス終了で読めなくなるといったことが起こりません(このような QR は「静的 QR コード」と呼ばれます)。

一方、有料サービスにある「後からリンク先を変えられる QR」は、サービス側の短縮 URL を経由する動的 QR コードで、サービスが終了すると読み取れなくなります。本ツールが生成するのは前者の静的 QR コードです。リンク先を後から変える必要がある場合は、自社ドメインに転送用のページを用意し、その URL を QR にしておくと、サービス依存を避けながら転送先だけを差し替えられます。

入力した内容はサーバーに送信される?

送信されません。QR コードの生成も PNG・SVG への書き出しも、すべてお使いのブラウザ内の JavaScript で完結します。入力した URL・テキスト・Wi-Fi のパスワードなどが外部に送られることは一切なく、通信が発生しないためオフラインでも動作します。社内システムの URL や連絡先情報、Wi-Fi のパスワードといった外部に出せない情報でも、そのまま扱えます。

他のツールとの使い分けは?

注意事項

  • 前景色は背景色より暗い色にしてください。白黒反転やコントラスト不足のQRコードは読み取れないリーダーがあります(該当時は警告を表示します)
  • 印刷して使う場合は、必ず実物をスマートフォンで読み取りテストしてからご利用ください
  • QR コードの周囲には余白(クワイエットゾーン)が必要です。本ツールは規格どおり 4 モジュール分の余白を自動で付けています。デザインに組み込む際は余白を削らないでください
  • 入力できるのは 8 ビットバイトモードの上限(レベル L で 2,953 バイト)までです。日本語は 1 文字 3 バイトを消費します
  • セルサイズの推奨値は株式会社デンソーウェーブの公式情報(qrcode.com「セルの大きさを設定するためのポイント」2026 年 7 月時点)に基づいています
  • 「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です

よくある質問

作成したQRコードは商用利用できますか?
できます。本ツールで作成したQRコードは、チラシ・名刺・ポスター・Webサイトなど商用・非商用を問わず自由にお使いいただけます。利用報告や著作権表示も不要です。なお「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標のため、印刷物などで名称を表記する場合はその旨の注記が必要になることがあります。
QRコードに有効期限はありますか?
ありません。QRコードは入力したテキストやURLをそのまま画像のパターンに変換したもので、サーバーを経由しないため期限切れや発行数の制限がありません(静的QRコード)。ただしリンク先のURL自体が無効になれば読み取っても開けなくなります。後からリンク先を変えたい場合は、自社ドメインに転送用ページを用意して、そのURLをQRコードにしておくと差し替えられます。
入力したURLやテキストが外部に送信されることはありますか?
ありません。QRコードの生成もPNG・SVGへの書き出しも、すべてお使いのブラウザ内のJavaScriptで完結し、入力内容がサーバーへ送信されることはありません。通信が発生しないためオフラインでも動作します。社内システムのURL・連絡先情報・Wi-Fiのパスワードでも安心してご利用いただけます。
誤り訂正レベルはどれを選べばいいですか?
通常は標準の M で十分です。復元できるコード語の割合はL=約7%、M=約15%、Q=約25%、H=約30%で、印刷して屋外に掲示するなど汚れ・かすれが想定される場合はHを選びます。ただしレベルを上げるとモジュール数が増え、同じ印刷サイズでは1つのマスが小さくなります。36バイトのURLの場合、LとMはバージョン3(29×29モジュール)で同じですが、Qは33×33、Hは37×37に増えるため、印刷サイズが小さいときはHがかえって読み取りにくくなることがあります。
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